グルテンフリーの進化形 レクチンフリーダイエット

リーキーガットを治すため、レクチンフリー食事法を実践しています。英日翻訳士の経験を活かし、最新の海外の健康情報もご紹介します。

フェーズ1終了 効果は?写真あり

 レクチンフリー食事法 プラントパラドックス Phase1終了 効果を報告

レクチンフリー食事法(食のパラドックス)、フェーズ1(最初の3日間)が無事に終わりました。参考にした本は「6週間で体がよみがえる食事法」です。準備した食材に関しては下記の記事をご参照ください。家族3人、だれも脱落することなく3日間を終えることができ、ほっとしています。3日間が終わって早速変化があったのでそれを報告します。それぞれの食事療法の目的はこちら

 

healing-gut.hateblo.jp

 変化したこと

たかが3日間、されど3日間。がんばっただけの変化が出た人とそれほど出なかった人にに分かれました。3人とも良いことがありましたが、辛かったこともありました。まずは一番変化があった娘から書きます。

娘(20代前半)の変化(★★★)

プラスの変化

体重減少(マイナス1.5キロ位)、ニキビが減った、むくみが減った、食欲が落ち着いた、と良いことづくめでした。特に体重減少はむくみの減りと共にやってきたので、顔を見ただけでも痩せたのが分かるほど変化しました。食欲ですが、お腹が空いてなくても食べ物を探して食べてしまう「イライラ・ストレス食い」の症状(摂食障害)が落ち着きました。娘いわく、こんな感覚は数年ぶりだとか。このことだけで、今後もレクチンフリーをやっていく覚悟ができた出来事でした。やはり家族全員で取り組んだのが良かったと思います。親としては外見のことより、摂食障害が良くなったことが一番ジーンときました(T_T)。発達障害を持つ人は、摂食障害を発症しやすいようです。ですので同じような症状を持つ方の参考になれば嬉しいです。といっても娘に効果があったからといって、全ての方に効果が上がるわけではないと思いますが・・・。

 

娘はこれまで何度もダイエットをやりかけては失敗していましたが、今回こんなにあっけなく体重が落ちて、本人が一番驚いておりました。レクチンフリーはダイエットに効くとは知っていましたが、おそらくむくみが取れるのと体重減が一緒にやってくるから短期間で結果が出るのだと思いました。ちなみに食べる量の制限は特にないので、ひもじい思いはしていません。

マイナスの変化

何もなかったように思います。この食事療法が本当に体に合っていたようです。

 

私(40代後半)の変化(★★)

プラスの変化

私は細身のタイプなので体重減少は特に望んでいませんでしたが、むくみが取れたことにより体重が減りました。元々ゆるグルテンフリーをしている我が家でこれだけの変化です。そもそもグルテンフリーをやってきた理由の一つが、私の場合はむくみがよくなるからという理由でしたが、レクチンフリーにして、それでもまだむくみがあったことを認識しました。あと砂糖などの糖分を全く取らなくなったのも大きいと思います。むくみって塩分だけでなく糖分でも起きるらしいので。それと肌がワントーン明るくなりました。透明感が出た感じです。これは想定外の嬉しい変化でした。ガンドリー博士は皮膚は腸のinside out(内側の面が外に出た状態)とおっしゃっているので、肌がきれになったことは腸がきれいになった証しだと思います。嬉しい・・。あとお通じもばっちりでした。穀物を取らないのに、これだけばっちりなのは予想外でした。

マイナスの変化

2日目の夕方くらいから頭痛が出ました。頭痛は3日目の朝には一度良くなりましたが、夕方になると再び出ました。幸い4日目には直りました。ひどい頭痛ではなかったのですが、頭痛持ちではないので、「これが噂による好転反応か!?」という感じでした。ガンドリー博士は最初は好転反応で頭痛等が出るかもとおっしゃっていましたので想定内の症状でした。博士は、「最初は私を恨むだろうが、後は感謝するようになるだろう」とおしゃっていたので、好転反応がある程度出ても食事療法を続けて行こうと最初から思っていました。これは下記に紹介する動画から先に情報を得ていたことが大きいです。

 

参考にしたYoutube動画

私はこの食事療法を始める前に海外のレクチンフリー食事法に関するウェブサイトや動画をたくさん見ました。その中でも特に参考になったのがアリゾナ州在住のご夫妻、Dave and JannのYoutubeチャンネルです。彼らを通じてある程度の好転反応は出る、と覚悟することができました。下に動画を貼りますが、チャンネル名は「AZ Life Cooking」です。このご夫妻は、最初の6週間はほぼ毎日、その後数ヶ月ごとに変化する様子をずっとアップしてくださっています。もし英語が分からなくても食事の様子や、日が経つにつれて肌が綺麗になっていく様子が分かっていただけると思います。ちなみにこのご夫妻、後にガンドリー博士のyoutubeチャンネルにも招待されて、インタビューを受けていました。ご主人のDaveはなんと難病のクローン病をこの食事療法で大きく改善させたのです。完治には至っていませんが、いい状態を保っているようです。といってもたまにチートした時にひどくなった様子もアップしてくれているので、それもまた勉強になります(笑)下記の動画は初日の様子ですので、ぜひ6週目ごろの動画と比較して、いかに彼らが健康になったかをご覧ください。


レクチンフリー食事療法 - DAY 1 

 

息子(20代前半)の変化(★)

プラスの変化

アトピーが少し良くなりました。5月18日(開始前日)とレクチンフリー開始5日後の24日に取った写真がありますので比較してみました。開始後3日で撮ればよかったのですね・・すみません。でも開始5日後で湿疹が良くなったのがお分かりいただけるかと思います。薬は一切使っていません。息子に”湿疹の写真を撮らせて”と言ったら、なぜか上半身を脱いでくれました(笑)お見苦しくてすみません。

肘の内側のアトピー性皮膚炎の様子(5/18) レクチンフリー開始前

肘の内側のアトピー性皮膚炎の様子(5/18) レクチンフリー開始前

引っ掻いた後が少しあり、赤みがある。

肘の内側のアトピー性皮膚炎の様子(5/24) レクチンフリー開始後6日後

肘の内側のアトピー性皮膚炎の様子(5/24) レクチンフリー開始後5日後

新しい湿疹がなく、赤みも引いている。

マイナスの変化

2日目の夕方くらいから頭痛が出ました。3日目はだるそうで横になる時間が増えました。もともと過眠があったのでそれなのか、または好転反応なのか分かりませんが、頭痛は普段はないので好転反応だったのかもしれません。ちょっと気の毒でした。

 

感想(成功のコツ)

食事療法の成功のコツは、家族全員が内容を納得、理解し、一致団結して取り組むことだと思いました。たまに何かが食べたくなっても家族で励まし合ったり、メニューが野菜ばかりでも笑い飛ばしたりすることができました。我が家では食事内容を理解するため、本のP228~の「食べて良い食品」のページをコピーして、家族全員に配りました。特に最初の数日は何を食べたら良いのか、また食べてはいけないのかを覚えていないので、部屋の目立つところに置いておき、何度も確認しました。娘は本を自分の部屋に持って行き、夜は読んでいたようです。本には色々な人の体験談が載っているので励みになったのではないかと思います。それでは引き続きフェーズ2(4日目以降)の食事内容と実践の様子をレポートします。フェーズ2は食べられる食材が増えます☺