フェーズ2 6週間が終わりました！報告Part1-娘編

★今日のポイント：フェーズ2　6週間を終えた結果発表！

グルテンフリーの進化形、レクチンフリー食事法（食のパラドックス）、フェーズ2 (6週間)を完了した時点での変化をお伝えします。食事法で参考とした本は「６週間で体がよみがえる食事法」です。レクチンフリーでリーキーガットを治そうと家族でがんばっています。

準備や食材に関しては前の記事（フェーズ1，フェーズ2）をご参照ください。我が家3人は発達障害の体調管理やアンチエイジングなど、それぞれの目的で食事療法に挑んでいます。それぞれの目的はこちら。

 healing-gut.hateblo.jp

フェーズ1（最初の3日間）終了後に書いた記事はこちら。

 娘（20代前半）の変化（★★）

 変化：6週間終了時点

フェーズ1（最初の3日間）が終わった時点での変化をキープしたという感じです。フェーズ1が終わった時点での変化は1）体重減少（マイナス1.5キロ位）、2）ニキビが減った、3）むくみが減った、4）食欲が落ち着いた、でした。女の子にとって嬉しい変化でばかり親子共々喜んでおりました。このままの調子でもっと良くなるかと期待しながらフェーズ2をやっていたのですが、残念ながら6週間終了後時点ではフェーズ1からちょっと良くなったくらいの状態で止まってしまったというのが正直なところです。まとめると次のようになります。

1）体重は更に0.5キロくらい減ってトータルでマイナス約2キロ

2）ニキビは1，2個できる程度に激減

3）むくみは減ったまま

4）食欲はレクチンフリー前より落ち着いたが、ストレスが高くなると乱れる

食欲について、娘がコメントをくれました。レクチンフリー食事法にしてから食欲は落ち着いたそうです。ですが、ストレスが溜まると甘い物を食べてしまうストレス食いの症状がまだあることがあるとのことでした。全体的な食欲自体はレクチンフリーになってから落ち着き出し、今では、バイトに行った時でも休憩中にお菓子を食べずに乗り切れるそうです。その代わりカフェに行って、カフェラテを飲んでいるそうです(^^;)　ちなみに以前は食欲が高まっていたので、休憩時間にお菓子を食べずにはいられなかったのだとか。今ではバイトから帰宅するまでの約7時間、カフェラテだけで乗り切れるようになったそうです。（ただしカフェラテの牛乳はカゼインA1ではないので厳密にはガンドリー博士未承認です)

変化：9週間目時点（今現在）ｰ朗報！

フェーズ2終了から更に3週間近く経った現在（9週目）、その他にも気付いたことが出てきました。変化として実感するのは：

5）背中などの痒みがなくなった　(new!)

娘はこれまでラナケインが欠かせない生活を送っておりました。アトピー持ちではないのですが、背中に赤みがある湿疹が絶えなかったのです。それが6週間が終わるころからラナケインの減りがぐっと遅くなりました。体内の炎症が減ったせいかなと思います。

6）生理が軽くなった　(new!)

娘はこれまで生理が重い傾向にあり、その時にニキビも増えていました。ところが8週間を過ぎて2回目の生理が来た時に、軽くなっていたそうです。これは嬉しい変化でした。後で書きますが、私の生理も変化（良い方！）したので、レクチンフリーは生理にも好影響を与えると考えられます。

7）一人で喫茶店に行けるようになった、他、こだわりが少なくなった　(new!)

 一人でカフェタイム！

これは私が娘を見ていて気付いた嬉しい変化です。娘は今まで一人で喫茶店に行くことができなかったのですが、レクチンフリー食事法を始めて1ヶ月くらい経った頃からバイトの休憩中に一人でカフェに行けるようになりました。始めてこのことを聞いた時、正直びっくりしました。一人で喫茶店に行くことは、私が娘にずっとやってほしいと思っていたことだったからです。こんなにあっけなくハードルを越えられるとは・・・。しかも本人はハードルを越えた自覚があまりなかったようです。カフェに行くこと、つまり外食は、普通の人にとってはなんてことないことだと思いますが、娘のように発達障害を持っていると、このハードルは結構高いのです。

その他、こだわりが低くなったこと

その他にもレクチンフリー前はだめだったことがOKになったことがあります。

例えば・・・

◆メイクや洋服を完璧にしなくても外に出られるようになった：以前はちょっと完璧主義で、100メートル先のスーパーに行くのでさえ、バッチリメイクをしないと外に出られませんでした。よって外に出るハードルが高くなっていました。

◆男の美容師さんでもOKになった：男性に髪の毛を触られるのが嫌で、女性の美容師さんを毎回指名していたのですが、最近は男性でもカットをお願いできるようになりました。

これらのことは普通の人には何でもないことかもしれませんが、通常の行動パターンを変えることは発達障害を持っていると難しい時があります。今回、こだわりが低くなったのは、あくまでも私の分析ですが、レクチンフリーにしたことにより脳の炎症レベルが低くなり、不安感が減ったからではないかと思います。ただ、それを実感するには6週間では短くて約2ヶ月ちょっと必要だったということです。ガンドリー博士も、フェーズ2は6週間ではなく、できるならもっと長くやってほしいとおっしゃってます。

感想

正直、6週間が終わった時点では、娘の変化に関して多少残念な気持ちになっていました。あまりにもフェーズ1での変化がすごかったので、もっといけると思ったのです。でもでもよく考えると、良くなったことをキープするというのはすごいことなんですよね・・・。それと9週目ではっきりした(5), (6), (7)も、これだけでもレクチンフリーにして良かったと思えるほど嬉しいことです。湿疹や生理のトラブル（PMS）に悩む人は本当に多いです。レクチンフリーにすれば全員が良くなるというわけではないと思いますが、少なくとも我が家の女性二人には効果があったことをご報告します。

感謝-娘へ

娘は本当にがんばって食事療法に取り組んでくれました。今もフェーズ3をやっています。若い女性が食材の制限（特にスイーツ！）を受けるのは辛いことです。大学とバイトで大変な生活を送る中、よくがんばってくれました。レクチンフリー食事法をやることは私が言い出したことでしたが、娘自身も前向きに取り組んでくれたと思います。長岡式酵素玄米を炊いてくれているのは、今は娘です。6年前に厳しい食事療法をした時は、私一人で全ての食事を作っていましたが、今回は娘も協力してくれました。だから続けられたのだと思っています。この場を借りて、娘に感謝したいと思います。次回は私自身の変化について記事を書きます。

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